Marrow
- Hirona
- 2018年12月27日
- 読了時間: 1分
「Marrow」
指を絡め眠りに堕ちた夜
互いのすべてを探り合って
彷徨ってた
ほどけていく優しさの綻びを
結び付けてできた花束と
擦れた声で朝をめくる度に
また1つ残った
傷が愛しい
わたしはどんな風に綺麗でしたか?
夢寐(むび)のような渦の中にいた
夜の隙間に挟まれた二人
抜け出せない今宵も
囚われてる
悲しいことばかりじゃない日々が
止まらないオルゴールに
成り代わる
朽ち果てた世界が呼び戻すから
終わらない孤独を思い知る
生れたままの泣き方で
繰り合わす戯れを求めていた
微睡みの中に沈んでいく
溺れたいこのまま連れて行って
縛り付けられた部屋の片隅
残る痛みがあなたを探してる
コメント