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ユルシアイ

「ユルシアイ」 代わる代わる願いを満たして それでも誰かを求めてしまうのは ふがいない自分のせい? 廻る廻る秒針を見つめて 無かったことにしたいのに 世界は許さない 巡る巡る思いに患って 眠れぬ夜を過ごしてしまうのは 微かに期待してるから 触れる触れる温もりにすがって...

片想い

「片想い」 初めは貴方の片想いで 無条件にあたしは 愛されていた 貴方が放った優しい言葉たちの 切れ端さえも上手く拾いきれずに いつからか貴方の横顔は 寂しい色に染まった Ah 今なら貴方を傷つける ことなどしないのに Ah 離れた指の冷たさが 強がるあたしを責めた...

Marrow

「Marrow」 指を絡め眠りに堕ちた夜 互いのすべてを探り合って 彷徨ってた ほどけていく優しさの綻びを 結び付けてできた花束と 擦れた声で朝をめくる度に また1つ残った 傷が愛しい わたしはどんな風に綺麗でしたか? 夢寐(むび)のような渦の中にいた...

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